タイの映像作家・映画監督である
アピチャッポン・ウィーラセタクンの個展が東京都写真美術館にて開催されます。

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アピチャッポンは、タイの東北地方を舞台に、伝説や民話、個人的な森の記憶や夢などの題材から、 静謐かつ叙情的な映像作品を制作し続けてきました。アピチャッポンの作品は、写真やフィルム、ヴィデオ、インスタレーション、長編映画など 多岐にわたる方法で、淡々とした日常のなかから人間の深淵を浮かび上がらせていく一方で、タイの現代社会に関わる移民や格差、政治などの 社会問題にも密接に関わっています。
本展覧会では、アピチャッポン作品の重要な要素でもある、目に見えない亡霊=Ghostをキーワードに、これまで直接的に言及されることが少なかった社会的、 政治的側面にも焦点をあてながら、アピチャッポンの映像世界を当館の映像コレクション作品と作家蔵作品から紹介します。


東京都写真美術館総合開館20周年記念の展示。
ぜひ足を運んでみてはいかが?

詳しくはこちらから

[イベント情報]

アピチャッポン・ウィーラセタクン
亡霊たち
場所:東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内
日時:2016年12月13日(火)~2017年1月29日(日)
入場料:一般 600円/学生 500円/中高生・65歳以上 400円