東京都写真美術館では現在作家・山崎博さんの「計画と偶然」が展示中ですが、
総合開館20周年記念として、5/13(土)から春期、夏期、秋期とひとつのテーマで三期に渡ってコレクションを紹介する展覧会が開催されます。

今回は、春期「いま、ここにいる」のお知らせです。

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TOPコレクションは、毎年一つの共通テーマで、三期にわたって東京都写真美術館のコレクションを紹介する展覧会シリーズです。リニューアル・オープン後、最初となるシリーズのテーマは「平成」。私たちの生きている場所、この時代とその表現を収蔵作品によって検証していきます。 2007年に好評を博したコレクション展「昭和の写真1945-1989」から10年。すでに昭和の時代は遠くなり、気がつくと平成の時代は四半世紀を超えています。西暦で言えば1990年代からゼロ年代、さらに10年代という時間の広がりの中で、作家たちはどのように時代や社会と関わり、作品を形にしてきたのでしょうか。「平成」というテーマ性で写真・映像作品を見ていくことで、どのような時代の姿、「平成」らしさが見えてくるのでしょうか。
あたかもひとつの長い絵巻や画面を流して見るように時代をスクロールすることで、この時代に特有の価値観や意識、思想の変遷が浮き彫りにされてくるはずです。本展は日本の現代作家たちの表現を通して、その背景にある社会性や文化状況をも照らし出していきます。近年の新しい収蔵作品を中心に34,000点を超える当館コレクションから現代作品をセレクションしてご紹介します。

春期「いま、ここにいる」
2017.5.13(土)—7.9(日)


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[イベント情報]

春期「いま、ここにいる」
2017.5.13(土)—7.9(日)

場所: 東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内
休館日: 毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
観覧料: 一般 500(400)円/学生 400(320)円/中高生・65歳以上 250(200)円